単調 (日本 vs アンゴラ)

サッカー日本代表 2006年度 カレンダー


【日本 1−0 アンゴラ】


単調な試合である。
FW陣の決定力欠如、中盤の圧倒的な支配・展開。
(↑もう決定力不足という段階を通り過ぎたかも)
相手の個人技主体の攻撃(後半は改善されたが)に、中澤佑二を軸にした堅実な守備。
何度繰り返されるのかのぉ〜。。
まぁ、単調な試合になることは試合前から予期できたけど・・・。
一朝一夕の問題でもないし・・・。


「1本打って入らなかったら、100本打つしかない」 とか何とか、試合前に基幹選手が言ってた。
それを具現した試合だったが、ホームで、しかもアンゴラ相手だから可能だったかと。
来年の生本番の大一番で、通用する方策だとは思えない。
100本打ったって、8,000本打ったって、しょうがないハズなんですよ、
複雑に絡む中盤の展開から、単調なフィニッシュを繰り返しては。
単調だとしても、アンリ並みの突破力があれば良い。
単調だとしても、マカーイ並みのシュート精度があれば良い。
単調だとしても、バティステュータ並みの破壊力があれば良い。
先発FWの低調さは、いくらかのメディアでの繰り返し流されていた。
それに同調するつもりは無いが、やはり要因は「人」ではないかと。
“ガラスのエース”と化しているが、やはりあの男の起用を切に望むものだけど。
しかし、最近ジーコは態度・姿勢の類が不満らしく、代表には呼ばない。
これは“病み上がりで無理をさせずに、先ずは完全治癒”という、寛大な方針の下、
ジーコが4年目にして最大のマリーシアを発揮中と拙者は信じている。
あぁ、嘘でもいいから、いまからその方針にしてくれ。


さて、知ってる人は知っているが、拙者は「松井大輔」を贔屓にしている。
得点したからといって佐藤藍子的に言っているわけではない。
得点のシーン。
得慮と戸惑いを含みつつ祝福される松井大輔の姿を見て、妙な感慨が。
単調な嬉しさではなく、もっと複雑な・・・・
松井大輔について書くと、終わりそうに無いので書かないが、
とりあえず、オメデトウで拙者も嬉々なのだ。。
凶器も侠気も狂喜乱舞なのだ。。
(松井大輔については、いずれじっくりコトコトと。)



●私的高評価選手●


 松井大輔
   祝A代表初得点!!(大久保嘉人より先に得点するとは思わなかった!)
   途中出場後、中盤が再活性。守備力UPも顕著。
   それより何より基本的技巧が素晴らしい。中村俊輔中田英寿と比肩。
   中村俊輔中田英寿と同時先発願う。(←やはりFWを1枚落とすしか・・・)


 中村俊輔
   技巧・展開は周囲を凌駕。(←なんか、言うまでも無いのですが)
   本番迄、怪我の無いことのみを祈るばかり。


▼私的低評価選手▼


 三都主アレサンドロ  
   良いクロスも数本あったが、突っかけては取られ、攻められては逃走。
   もう、新井場徹相馬崇人服部公太を試す時間は消え去ったのか・・・・
   せめて村井慎二先発起用を・・・・・・・


 稲本潤一
   パートナーが中田英寿である以上、魅力である前進力を発露できないのは不幸。
   しかし、所属クラブでの低調をそのままに全く機能せず。
   そろそろ見限る段階かも・・・・・


 高原直泰
   アルミニウムアレルギー再発?(静脈血栓塞栓症の再発よりはマシか・・・)
   序盤の動きは秀逸だっただけに、一本入っていれば爆発したかも。
   後半はクサビにもなれずに、期待倒れ・・・・


 柳沢敦  
   MFに点を取らせる能力は、やはり世界屈指。
   自分で点を取る能力は、小学生並?(←若しくは点を取る気がないのか?)
   後半40分の大チャンスも、入る気が全くしなかった・・・・・


◆本日のコインブラ采配◆

   投入選手の得点は、采配的中か?? はたまた、恒例の強運炸裂か??
   まぁ、そんなコトより、スタメン構成の再考を。
   ちなみに拙者の采配は、高原直泰残して柳沢敦OUT。
   これなら、結果的には無得点ドローか・・・・