凌駕 ( 浦和 vs G大阪 )

とうとう日本版チェルシーの出現か!?


【 浦和 3 − 1 G大阪 】


「毎年、ここ国立に来れればなぁ・・・・」
豪雨極寒の中、そうと思ったのが3年前の、ゼロックス杯。
名波浩に完全に中盤を蹂躙され磐田に屈したが、
(↑文字通り“完全”に支配された・・・)
あれから、よもやゼロックス杯に出場する云々以前の状態に陥るとは・・・・


本日は、京都パープルサンガは非参加なので、TV観戦。
まさに小野伸二凱旋試合といった雰囲気の構成で放映開始。
小野伸二参入に伴い、山田暢久が本来の右で先発。
小野伸二が本来の出来でないものの、そのキープ力により、
長谷部誠から、次々とビューチーな浮きスルーがワシントンに渡る。
ヤバイ・・・このチームやばすぎる・・・・
当初から優勝候補筆頭と言われていた浦和レッズですが、ここまでとは。
ワシントンのゼロックス杯2年連続決勝ゴールで、順当勝ち。。


G大阪は、前線総とっ替えによりまだまだ熟成が足りないような気もします。
しかし、腐っても前年度の熾烈なリーグを制したチャンピオンチーム。
代表キャプテンやらも在籍する、こちらも優勝候補です。
ただ、今日は明らかに格下感が満載。
今季のスタートダッシュにはかなりの疑問符。。
浦和は、途中投入に細貝萌永井雄一郎酒井友之・・・・
出場すらしなかった黒部光昭相馬崇人・岡野・横山・ネネ・平川・内舘・・・、
そしてリハビリ中の田中達也。。
分かってはいたものの、この層の厚さは異様といっても差し支えなし。
今年のACL出場は、G大阪であって浦和ではないはずなのに・・・・


そんな浦和も、現時点で完全無欠というわけで無いようで。
ほんの数回、サイドに流れた家長昭博に良いプレイをされたり、
播戸竜二に左から長躯のドリブルを許したり。
G大阪が両サイドをグリグリ突いてくるチームでないということが、
相性面でプラスに作用した感も有り。
サイド突破特化型のチームや、中盤を思い切り省略してくるタイプのチームには、
若干の苦戦の可能性があるやもしれませぬ。
ほんと、若干ですが・・・


拙者がJリーグの中で別格感を抱いたチームは、過去2つあった。
一つは、94年のヴェルディ川崎
ショートパスで中央をこじ開け続ける、J草創期のタレント集団。
もう一つは、02年のジュビロ磐田
チーム力熟成を完遂させた、中興期の最強クラブ。
06年の浦和レッズは、それらを遥かに凌駕するかも・・・・・
と思いつつも、“天皇杯決勝進出の呪い”に期待したりもする・・・・・



     〆



追啓:拙者が畏敬する稀代の蹴球コラムニスト中坊氏が、国立に赴いた様であるが、
かなりのお怒りムードの模様。(→中坊コラム「小野伸二に群がるマスゴミ」
まぁ、ユベントスのホームタウンでの冬季五輪でも同じコトを繰り広げてるんだろうな〜
と勝手に想像しております。。



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