剃髪

FIFA ワールドユース選手権 オランダ2005 日本代表激闘の軌跡

●平山相太 途中出場ながらもゴール


拙者は平山相太をあまり評価していない・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もちろん実際会ったことはないのだが、
TVや雑誌でそのご尊顔を拝察する度に、
ナイーブというか気弱さの類が、ビシバシ伝わってくる。。
しかし、この「会ったことはないのだが」って部分が重要ではないかと。
試合で対戦するDFは、全員旧知でないのだから、
拙者と同じ印象を敵DFが持つことはマイナス要因であるはず・・・
・・・と妄想している。。


また、オランダに勇躍する過程でも、若干のブランクを作ってしまった。
大学進学によるものであるが、これって何となく決断力不足を露呈した感がある。
ご両親の心配や意向を配慮したかった心境は理解できる。。。
将来に対する漠然とした不安があるのも分かる。。
最終学歴 筑波大学卒業。
拙者の周囲にも筑波大学卒業の方がおり、尊敬というか畏敬している。
実際、優秀な人間は多いのだろう。
しかし、筑波大学中退でも良いじゃないか。
杉村太蔵如きと同じ肩書きでイヤかもしれないが、それはガマンして欲しい。。
どうしても大卒を名乗りたいなら、ペパーダイン卒でも勝手に名乗ればよい。。


さて、今節。
何故か剃髪して登場の平山相太。 
得度か? 浮気バレか? 毛虱か? なんて野暮なことは考えずに、
ただ心機一転。FWとして顔に迫力を増させるため、と前向きに捉えることとする。
しかし、いまいち迫力不足・・・・・・
せめて、 土屋征夫岩丸史也くらいの迫力は欲しい。。
何も、バプティスタやビエリの様な、囚人名簿的というか、
何人か食い殺してそうなカニバリズム的顔相まで求めているわけではない。


そんな平山相太・・・・・・平山・・・・・
なんと、 びゅーちーなゴール・・・・!!
リード時の、若干重要性の低い得点でも構わない。
相手DFが二人いたものの、ハイレベルとは思えないディフェンスぶりであっても構わない。
トラップが大きすぎるのも構わな・・・構わなくないが、今回は構わない。
やはり、積み重ねることが重要である。。限られた出場機会で、得点を重ねる。
かのファン・バステンは言っている。
「私は、偉大な9つのゴールより、平凡な10のゴールをあげたい」
今節のような派手なパフォーマンスでなくても良い。
泥臭くても、ごっつぁん でも、、多少卑怯でも毎週彼のゴールを見たいものである。。


前述の様に、拙者の平山相太評価は決して高いわけでない。
ただ現時点で、今迄において、というコトは言っておきたい。
素質は疑うべくもない巨大なものだと、思っている。
平山相太マイク・ハーフナーカレン・ロバート森本貴幸前田俊介あたりで、
日本代表FWを構成する時期が来るであろうし
平山相太はその軸になってもおかしくないと思っている。
その時まで、その時まで、オランダで爪を研ぎ、牙を磨き、頭髪を剃り続けるやうに!!


ちなみに、「平山相太が代表FWの一角に!(軸ではない)」との意見は、、
拙者の周囲の賛同を得ている。(というか、拙者が最も後ろ向き。)
その日本代表ゲームメーカーは、名古屋の本田圭祐だと思っているのだが、
拙者の周囲の賛同は皆無。。見込み違いか・・・・ (←最近、自信喪失気味。。)
中村俊輔松井大輔 → 本田圭祐と、紡がれて行くと勝手に思っているのですが・・・