古色橙然

清水エスパルス 新たなる挑戦

●エスパルス沢登が今期限りで引退


1993年。
華々しくJリーグがスタートした記念すべき年であり、
アメリカW杯に手が届かなかった年でもあった。
Jリーグ初代MVP 三浦知良
Jリーグ初代得点王 ラモン・ディアス
Jリーグ初代新人王 沢登正朗

とうとう、初代新人王沢登正朗の引退が発表されました。


Jリーグ元年、拙者はガンバ大阪松波正信が新人王当確かと思っておりました。
沢登正朗が霞んでいたわけではなく、
あまりのフィット振りに新人王候補から自然とはずしていました・・・・
発表されてみての。あまりの順当さに納得。
あぁ、当時は、沢登正朗磯貝洋光の中盤が、
三浦知良中山雅史松波正信・田嶋(確かエスパルス?)を加えたFW陣を支え、
フランスに連れて行ってくれると思っていたなぁ・・・・・何たるハズレっぷり。


エスパルスサポでもないので、全試合を詳細に把握してはおりませんが、
拙者にとっての沢登正朗のハイライトは、1999年ジュビロとのチャンピオンシップ第2戦。
アレックスの退場後、劣勢ながらも叩き込んだフリーキック
その後の咆哮と鬼神の様な表情が印象に残っておりますな。
その後、怪我の影響か若干ウェイト過多・・・・・
往年のバルデラマを髣髴とさせるようなプレイ振り。
そして、バッジョの様にFWとしても決定的な仕事を見せ付けるようになる。
若手の台頭・・・重なる怪我・・・引退・・・


これで、ドーハの悲劇経験者で現役続行選手は2名。
キング三浦知良と、中山雅史。。
94年、灼熱のアメリカでそのプレイを見られなかったのが心残り。
古色蒼然とした・・・といったら曖昧な表現になるが、良きも悪きも前時代のMFでした。
ありがとう・・・・・おつかれさま・・・・・・



●トリニータ岡中勇人 今期限りで引退


そして、もう一人の引退。
フランスW杯に乗り込む岡田ジャパンの代表候補にもなったと思う。
岡中勇人のプレイをはじめて生で見たのは、もう10年以上も前のことか・・・・・
ガンバ大阪在籍時代だったと思う。
正GKの本並健治の大怪我により、サブだった岡中勇人がマウスに立ち続けていた。
そのご、トリニータへ移籍。
03年のJ1残留への大一番。 トリニータVSサンガ。
サンガの某FW選手のPKストップ。あの瞬間の絶望感。
カメルーンのウォメのPK失敗ほどではないが、歓喜からの転落。。
松波正信も引退なので、当時のガンバ大阪メンバーも少なくなるなぁ・・・
ありがとう・・・・・おつかれさま・・・・