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アーセナル シーズンレビュー


昨晩見た欧州CL アンデルレヒト vs チェルシー。
チェルシー強いなぁ〜。 クレスポ凄いなぁ〜。 
と、安易に書いて一日埋めようと思っておりましたが・・・・・


●“ポスト・ジーコ”にアーセナルのベンゲル氏浮上


まだ浮上しただけ。今後何度も浮沈を繰り返す話題でせうが、
あまりに大きすぎるエポックであるため、触れねばならぬようです。。
(ワールドカップ後、話題の少ない時期に書こうと思っていたのに・・・)
はじめに拙者の結論を書いてしまうと、“反対”であり、
アーセン・ベンゲルのサッカーは日本代表には合致しないと思っております。


いちいち経歴や奪取タイトルを並べるのは、他サイトにお任せするとして、
なぜ、拙者がベンゲルの代表監督就任に反対するのかを簡潔に。。
ずばり、ベンゲルのサッカーは、カウンターに弱い。。


現在はピークを過ぎたものの、2.3年前のアーセナルは強かった。
そして、流れるようなパス応酬とアンリの決定力は凄まじかった。
見ていても楽しかったし、凄まじかった。。
しかししかし、プレミアで好成績を残すも、欧州CL等では惜敗の連続。
大陸のチームとの対戦では、力負けしないのに、何故か負ける。
アーセナルというチームがカウンターに著しく脆いというのが要因だと思う。
前述した様に、流れるパス応酬が秀逸なアーセナルであるが、
これは、ポジションチェンジを極端に流動的にした結果だ。
ところが、ポジションを流動化したが故にカウンター対策が整わない。
プレミアのクラブは大陸のクラブほど、カウンターが鋭くないが、
欧州CLでセリエAのクラブなんかと対戦すると、
コロっと不覚を取るのはこのためだと思う。
ベンゲルの日本代表が、中東の鋭いカウンターの餌食に・・・・・
なんて、夢想してしまう。


ベルカンプストイコビッチの様に、展開力のあるFW
  → 中村俊輔のFW出場


・フラットな中盤 
  → 松井大輔 長谷部誠 阿部勇樹 石川直宏  


なんて、想像は確かに楽しいです。


・アンリ並みの決定力のあるFW
   → 皆無  該当者なし  


は、詰まってしまう・・・・
まぁ、アーセナルはアンリに点を取らせることに注力したチームだし、
日本代表でも・・・・・何とか・・・・・・
(現にアンリはフランス代表では活躍しきれていないし・・・・・)


ベンゲルが、ファーガソンモウリーニョと繰り広げた舌戦が
見られなくなるのは心残りなんだけど、
中国・韓国代表監督あたりと大舌戦して欲しい気もしてみたり♪


・94年W杯優勝 ブラジル → 直後、ブラジル人のファルカンが代表監督就任
・98年W杯優勝 フランス → 直後 フランス人のトゥルシエが代表監督就任
・02年W杯優勝 ブラジル → 直後 ブラジル人のコインブラが代表監督就任
なんていう、見た目安直な図式は避けて欲しいとは思うのですが・・・・・
またいずれ、ネタの枯渇気味の時にでも、
拙者の考える次期代表監督像でも書きたいと思っておりますが。。