動機 ( 甲府 vs 柏 )

玉田圭司 2006年度 カレンダー


【 甲府 2 − 1 柏 】


深夜に録画していた入替戦を視聴。
スカパーに入っていないため、
一日遅れの録画放映しか見れないのが寂しい。。
(やはり、来年を考慮して、加入を検討せねばならないのか・・・・)
まぁ、J sportsも無料で見てるので文句は言えないところなんだけど。


本質そっちのけで、先ず照明に目が行く。
全体的にやや暗めのピッチ。なんか、J創成期の等々力の映像を思い出す。
そうか、これが過電流で・・・・・なんて思っているうちにキックオフ。。
入替戦なので、観客はそこそこ入っているんだろうけど、音の臨場感MAX。
ボールが蹴られる音・選手同士の声なんかが、はっきりと集音できてる。。
なんか、生々しい。。


時々見ていた柏レイソルと違い、ヴァンフォーレ甲府はほとんど初見。
なんか、バルセロナみたいだな、ココ。
ちょっと褒めすぎなんだけど、それくらい圧倒的な蹴球を広げていく。
中央のバレーの存在感は、ピッチ上で比肩無比。。
一方レイソル。。
飛車・角行落ちなのは分かっているが、格落ちの感は否めず。。
先制点を挙げるも、勢いはほとんどなく・・・・・・・


そして、いよいよ問題の。
来るぞ、来るぞ・・・・来た〜!!
お化け屋敷というか、見古した映画というか。。
勿論、当該暗闇時間は大幅短縮されたのですが、
こんな不謹慎な試合鑑賞、関係者各位には、ホント申し訳なし・・・
(しかし、柏の裸族の皆様は、あの暗闇時間は相当寒かったのでは??)
それにしても、照明落ちなんて去年のアウェーのインド戦以来か・・・?


というわけで、ほとんど流し気味に見ていたのですが、
柏の気合乗りがほとんど伝わってこなかった。
単なる空回りとかでなく、明らかな恐怖・臆病・不安の類。
昨年の柏vs福岡の際は、物量に物を言わせて180分を圧倒していたのだが、
今年は怪我人多発の影響で、それも出来ずじまい。。
アビスパ福岡よりヴァンフォーレ甲府の方が物量に乏しいため、
物量作戦にも開き直って向かっていけるのか?
どちらにしろ、柏レイソル、相当ヤバイです。。
「J2に降格するかも・・・」VS「J1に昇格できるかも・・・・」
というJ1クラブが挑んではいけない動機付けの戦いに引き摺り込まれている模様。
「挑戦者の気持ち」「追う者の強み」「背水の陣」・・・・・
第二戦にむけて、再び様々な動機付けを行い、闘志を掻き立てるんだろう。
玉田圭司明神智和抜きでの戦いで、降格の恐怖心を抱えながら・・・・
となると、第二戦、ボールへの出足は更に遅れをとってしまう。。
(↑第1戦でも、酷かった。甲府とは雲泥。。)
素人の愚見ながら、いっそ
「けっ、貧○クラブの分際で!!」
なんていう、上から見下した感じで臨むのが良いのではないかと思うのですが。。。


そういへば、昨年のW杯一次予選、極寒の埼玉スタジアムでのvsオマーン戦。
小生の隣の席の老夫婦が、山梨からわざわざ車で来ていて、
お年の割りに、熱い応援をしてたっけ。
中村俊輔のFKが云々・・・・
小倉隆史のどうたらこうたら・・・・とか喋って、
ヴァンフォーレ甲府にかなり期待しているとかも仰っていたなぁ。。
あの老夫婦、小瀬で小歓喜し、日立台にも乗り込むんだろう。
とか、考えてると第二戦は無性に甲府に肩入れしたくなってきた。
アトランタ世代兼シドニー世代としては。
来期の甲府のピッチに、小倉隆史がいないのが物悲しいのだけれども・・・・
(↑小倉隆史については、またの機会にじっくり書こう・・・)