あれから3年( 浦和 vs 清水 )

浦和レッズ イヤーDVD 2004


天皇杯決勝【浦和2-1清水】




例年どおり昼頃起きだして、ウダウダと雑煮を食し、
一段落してから、TV観戦。
29日の準決勝では西澤明訓を完封し、
日毎に成長している清水の若年DF陣の奮闘に期待。


初めて日本代表に選出された長谷部誠を、若干プッシュ気味の紹介放映。
話題性なんかは高いし、蹴球素人には分かりやすいんだろうけど・・・・
なんか、数年前のサンフレッチェ広島vs名古屋グランパスエイトを思い出す。
「金満の強豪である名古屋に対する広島の新鋭藤本主悦」
ってな作りこみが露骨で、しかも名古屋に粉砕されたんだっけ・・・・・
本日も、長谷部誠もポンテもほぼ封殺される。
90分で数度しか機能しなかった2人なのに、
その数度のうちの1回がゴールに直結するのだから、見事。
完結させたマリッチ・・・・については、後日書こう・・・


しかし、各個のMAX値で劣る清水が、決勝まで登ってきたことは見事。
若年選手達の揚々としたプレイぶりは、リーグ戦の不調を忘却させられる。
マルキーニョスなり、効果的に動けるFWがいれば・・・・
平松康平が愚行を起こさなければ・・・(ちょっと辛い判定)
市川大祐を頭から使うことが出来ていれば・・・
ひょっとしたかも知れない。


さて、見事新年早々戴冠し、来年のACL出場権も奪取した浦和レッズだが、
まずは、天皇杯ジンクスとの戦いに勝利しなければならない。
昨年の同日、「とうとう今期はヴェルディが復活するやも・・・・」と書いたが、
結果は、周知のとおり。
ただ、闘莉王田中達也等を欠いても
天皇杯を決勝まで戦い抜いた浦和の底力は凄まじく、
清水が、そのジンクスの犠牲者となる気がしてならない・・・・・


試合後のセレモニー。
例年思うのだが、高台に上る勝利チームと
その光景をピッチから見上げなければならない準優勝チームというのは、
なんと残酷なコトか・・・
元日早々にこの国立の高台に上がって賜杯は掲げることの出来るチームとの
明暗のコントラストはきつすぎる。。
ただ、この光景は本当に美しく羨ましく思う。
CLリーグ決勝に逆転勝利し、赤い紙ふぶきが舞う中、
ジェラードがビッグイヤーを掲げる姿は、確かに美しかった。
しかし、この元日の光景も負けず劣らず美しい光景だと思う。。
今年も、このような美しい光景目指して名試合が繰り広げられことを願うばかりです。。


                〆


追啓:あれから3年経つのか・・・・
   国立で、朴智星が決め、黒部光昭が叩き込んだ、あの日から3年・・・・



 
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