感無量 ( 日本 vs スイス )

 映画化万歳!!


ユベントスのホームタウンで行われている冬季五輪。
各選手が国威の発揚のため・・・かどうかは知らないけど奮闘している。
しかし、冬季五輪は主観競技のオンパレード。
アンチ主観競技の拙者のブログでは、
今冬季五輪については極力取り上げないでおこうと思ってた。
あぁ、非国民街道。。
と言いつつ、実は先週始めに一度だけ下書きしたことがあった。
女子スノボードのハーフパイプ
優勝候補にして日本國の若きエース今井メロ嬢についてだ。
予選2走目で転倒し腰を痛めたメロ。
しかし、苦痛をこらえながらエンドラインを超えようと背中で滑るシーン。
JFAのサムライジャパンとかいう軽薄なキャッチではなく、
あぁ、これぞ大和魂侍魂の体現・・・・・
“倒れるときは、前のめり”の三河武士の精神!!(背中で滑ってんだけど・・・)
いたく感動してしまった拙者は、賛辞と慰め中心に下書きを綴った。
ほぼ完成してUP寸前に、(←毎回推敲皆無!!)
 「怪我のフリは失敗時のいつものコト」(兄:童夢、監督)
 「昨年後半から10Kg増。自覚が足りない」(コーチ)
 「選手村での生活態度はサイアク」(JOC関係者)

・・・・(;―0―)・・・・
我ながら、死者にムチ打つ中傷記事に釣られるのもどうかと思ったのだが、
とりあえず全文DELETE。
これ以来、冬季五輪は完全無視で行こうと決めた・・・・・はずだった。。
でも、不調の日本選手団の中で、これほど熱く応援してしまう競技が残っていたとは。
女子カーリング。。
いまや猫も杓子、武部毅も永田寿康も、カーリング
受信料を払っていないものの、BS凝視です。


そして、今晩。
カーリング女子日本代表の挑戦が、一先ずの終焉を迎えました。
数時間前の地元イタリアとの接戦に勝利し、余勢を駆って挑んだ強豪スイス戦。
スイスに勝利しても、他国の勝敗如何によっては敗退してしまう状況下でのマッチ。
蹴球素人の拙者ですが、カーリング素人以下・素人未満。
ルールを今冬季五輪で覚えたような、ニワカの一員です。
最後にはギブアップ負けを喫してしまいますが、
最後の最後まで、心の底から応援し続けることが出来る熱いマッチでした。
イタリア戦勝利決定時、実況のNHKの某アナウンサ−解説の小林氏が、
「ぃやったぁ〜!!」「ぃよぉ〜し!」
と大絶叫したときは、TVの前で安堵の放心。
スイス戦。小野寺歩がスイス選手と握手しギブアップしたときの虚脱感・・・・
カーリングの醍醐味を、素人ナリに心から堪能できた数日間でした。


選手達の経済面等は、必ずしも恵まれていないらしい。
なでしこJAPANもそうだった。自らを犠牲にして競技に打ち込んでいる。
今回のトリノでの活躍は、日本全国でカーリングの興味が高まったハズ。
選手達を浪費しない形での、彼女達に負担をかけない形での
カーリングの今後の盛り上がり・定着を期待してやまない。。


拙者は選手達とは面識もないし、5人の選手達が当BLOGを見る可能性は皆無。
しかし、しかし、各選手には、心からお礼を申し上げたい!!
 小野寺歩 選手
 林弓枝 選手
 本橋麻里 選手
 目黒萌絵 選手
 寺田桜子 選手
熱い試合、良いものを見せていただきました。
帰国後は、出国前と状況が若干変わってるやも知れませんが、
マイペースで、自らの思う道を進んでください。。
本当にありがとう&お疲れ様!!


追啓:他国の選手を見る限り次の次の次の五輪あたりまで、
   勝手に期待してしまいそうです・・・・ホント勝手です・・・


追啓2:「考えて欲しいNHKのカーリング」(武田薫)
     ↑ どこのどいつだか知らんが、許せん!! マリリンに謝れぇ!!
      拙者は、カーリングが見たくて受信料を払ってるんだぁ!!
      あ、払ってないんだった・・・・・
      とりあへず、コイツがカーリング礼賛記事を書くなら、謝罪が先だからな!!

       


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「決して書くまい」と勝手に意固地に誓った冬季五輪。
とうとう、書いてしまいました。。
それほど、深夜28時過ぎのもらい泣きは強烈でした・・・・・
これで冬季五輪は・・・・・と思いながら、フィギュアで再度書いてしまう予感・・・
ところで、これだけ注目度の高かったカーリングですが、
未だに“モップがけ”程度の認識しかない非国民な方も存在するはず。。
そんな輩は、以下のURLで彼女達のご尊顔を拝しなさい!!
 ・スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム(2/20)
 ・スポーツ見るもの語る者〜フモフモコラム(2/21)


      〆



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